2018年11月21日水曜日

屠蘇散

先日、貴船神社へ参拝と紅葉狩りに行ってきました。
 観光シーズンということで、バスも電車も満員状態。参拝客も多く、参拝するのに並んで待ちました。が、山の中なので空気がひんやりして清々しく、とても気持ち良く散策できました。ただ残念なことに9月初旬の台風の影響なのか山々で倒木が散乱している状態が多く見られました。




 その貴船神社本宮の境内で、「屠蘇」を発見!!思わず購入してしまいました。
 ちょっと早い様な気がしますが、考えてみればもう11月末なんですよね。。。
 原材料は「桂皮・山椒・陳皮・桔梗・大茴香・丁子・浜防風」です。お香の原料として使われるもの多数です。





 注釈によると、『お屠蘇とは、正月三が日に一年の無病息災と健康を祈願して飲み交わす屠蘇酒に浸すための生薬のことで、薬草独特の香りの高い祝酒として古来から飲用されているものです。これは約1100年前、嵯峨天皇の時代、宮中の御儀式として始まり、江戸時代の庶民に育てられ、現在も年中行事のひとつとして残されているものです。』ということです。
 作り方は清酒約一合に屠蘇散を6~7時間浸してみりん又は砂糖を加えて飲むそうです。




来年の元旦に無病息災と健康を祈りつついただきたいと思います。

ただ今京都は紅葉の観光シーズン真っ盛り!
京都にお越しの際は是非お立ち寄りください。お待ちしております。


<追記>
12月に入って京都市内ドラッグストアで屠蘇散を販売しているのを発見しました。京都では一般的なものなんですね。さすが京都です。

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