2018年7月26日木曜日

祇園祭 還幸祭

去る7月24日夕方、当京都香務所近くにある神泉苑に祇園祭還幸祭のお神輿1基が巡行するとのことで見学に行きました。
太鼓演奏の後、馬に乗ったお公家さん(の衣裳を着た方)を先頭に、中御座神輿が大勢の担ぎ手とともに神泉苑前に到着しました。神泉苑住職による祝詞などを担ぎ手の方々が粛々と跪きながら聴いている様を見て神聖なものを感じました。
その後、二条駅前を経由して京都三条会商店街(京都香務所から南へ徒歩5分)に巡行していきました。この商店街の一角に八坂神社の境外末社である「又旅社(御供社)」があり、還幸祭には御祭神をのせたお神輿3基が各氏子町を巡った後にここで神事が行われるそうです。

祇園祭は、平安時代に京都をはじめ日本各地で疫病が流行し大勢の病人・死人がでたのが怨霊によるものであるとし、それを鎮め病魔退散を祈願するために神泉苑に日本全国の国数に準ずる66本の鉾を建立し、悪疫を封じ込む御霊会をおこなったのがはじまりだと伝えられています。
このような古来からの祭りの一部を間近に見ることができて感激です。

今年は終了してしまいましたが、来年は当京都香務所に立ち寄った後見学してみてはいかがでしょうか?(先の長い話ですが・・・)


<神泉苑の大鳥居>

<中御座のお神輿>



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